【期間限定再集結聖飢魔II】恐怖の復活祭・DISC3

現役活動時の作品の記事もまだ1/3くらいしか書き終わっていないのに、
もうこれ行っちゃうんですか、という感じですが。
ん。まあね。書きたい時が書き時。それがこのブログでございます。
で、今回書いていくのは、期間限定再集結聖飢魔IIの「新曲」である6曲です。
とりあえずこの記事は、総括的なものです。曲別記事は次回以降に。



「期間限定再集結聖飢魔IIってなんすか?」
という方もおられると思うので、簡単に解説を。
魔暦元年(1999年)12月31日に解散し、地獄に帰っていった聖飢魔II。
その後、魔暦7年(2005年)の年末に「再集結」されたのです。

そう、悪魔でもあくまでも「再集結」なんですね。
「再結成」でも「再始動」でもなく。それも、期間限定。
その後デーモン小暮閣下を除いて、またみなさん地獄に帰っていかれました。

「地獄へ帰っていかれました」とはいえ、
地上には姿を借りていた人間の姿は残っており。

エース清水長官は、現在はface to aceで、
元グラスバレーの海月さんと一緒にACEとして活躍。
ルーク篁参謀とライデン湯沢殿下は、
アニメタルでベースをされていたMASAKIさんと3人でCANTAにて、
ルーク篁さん・雷電湯沢さんとして活躍。
ゼノン石川和尚はセッションベーシストの石川俊介として活躍。
ジェイル大橋代官は、いろんなバンドを経て、
現在は大橋隆志としてソロで活躍。
デーモン小暮閣下は言わずもがな(こらこら)

ふーんそうなのねん。
と普通に何気なく思われた方が多いと思いますが。
個人的には、これって凄いな、と思うのです。

誰もミュージシャンを引退・廃業していない。

珍しくないんですよ。
そこそこ知名度のあるバンドにいたけど、
バンドが解散した後、引退しちゃうってのは。
音楽教室の先生をしたり、ライブハウスなどを経営したり、
楽器屋さんを始めたりとか、そんな人も少なくない。
っていうか、そういう仕事に就ければまだいい方。

聖飢魔IIの元構成員達が、解散後いまだ誰も引退せず、
今もミュージシャンを続けているのは、
ひとえに彼らのポテンシャルの高さ、
技術の高さがあるからだと思います。

で、そんな彼らが2005年に再集結し、ミサツアーを行う事になったのですが。
せっかくだから、一名ずつ新曲を作って信者にプレゼントしよう、
ということになり、6曲の新曲が作られ、
3枚組大教典「恐怖の復活祭 THE LIVE BLACK MASS D.C.7 SELECTION +α」(←長っ)
に、収められたのです。
因みにこの教典。「THE LIVE BLACK MASS D.C.7 SELECTION」は「復活祭」のLIVEの2枚。
この新曲6曲が収められた1枚が「+α」になります。
(ぜっんぜん関係ないけど、私が子供の頃関西ローカルで「プラスα」という奥様番組があったな)



で、実は私はこの期間限定再集結にはピンと来ておらず。
新曲の6曲に対しても、それ程の感慨深さを持っていないのです。
翌年4月のNHKで放送された復活祭を見て出戻ってきたので、
この6作品についても、非常に冷静な視点で聴いています。
「あああっ。悪魔達が戻ってきてくれたのねぇぇぇ!」というのではなく、
「ほう。聖飢魔IIの新曲ね」みたいな。

別に醒めてるとか、引いているとかではなく、
実際にそうとしか聴けないんですよ。
1999年の解散を知らずに過ごした者としては。
聖飢魔IIが解散した事を未だに実感できていない者としては。
今も活動している聖飢魔IIが、単に久しぶりに新曲を出した、という感じで。

なので、今後この6曲の記事を書いていきますが、
人によっては読んでいて不快に感じるかもしれません。
(って、別にそんな不快に感じるようなことは書きませんが)
少なくともこの記事を読まれる方とは、
違った受け止め方をしていると思うのです。
・・・同じだったらゴメンねぇ。



んで、この6曲を聴いた総括的な私の感想とは。
・・・いやー、みんな大人になったなぁって(笑)
なんじゃそれはっ!といきなり不快にさせたでしょうかね。

明らかに、解散前の聖飢魔IIの音とは違うんですよ。いい意味で。
それは、解散して6年経って皆それぞれの道を歩み始めて、
その中で経験したり、培ったりした物がそれぞれにあって、
そのテイストがそれぞれの曲の中に、しっかり出ていると感じるのです。

で、そうであるべき、そうでなきゃいけない、と思うのです。
でないと聖飢魔IIが解散した意味がない。
「ウラビデオ2」の長官のお言葉ではないけど、
「オレの6年間はなんだったんだ」ってことになるから。

でも私にとっては、これも聖飢魔IIサウンドであり。
それぞれの個性がより顕著に現れたバージョン。
解散して6年経った時点での、ストレートなサウンド。
10万40代になった彼らが紡ぐ、ちょっと大人のロック。
その中に様々な経験から得た渋さや、優しさや、カッコよさが見え隠れする。

それでいて「今、私はこんな感じの音楽やってます」というような、
ある種の「近況報告」的な物も感じるんですよね。
ただ単に聖飢魔IIとしてのサウンドを追求したのではなく、
それぞれの現在の持ち味のような物が加わっている。
それを噛みしめながら聴くと、非常に興味深く聴けるのです。

解散し、6年経ち、紆余曲折の中で再集結し、作られた6曲。
それは私にとっては、
6年間の彼らの成長や経験や感慨などを持ち寄った曲であり、
10数年ぶりにオンタイムで聴いた、聖飢魔IIの新曲なのです。

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