【ライブレポ】縁魔堂ツアーレポ・伊是名編・第三章(08.06.28)

デーモン小暮閣下ファンクラブ「縁魔堂」スペシャルツアー、
「沖縄をどげんかせんといかん!」に参加しました。
この記事は沖縄県・伊是名村産業支援センターで行われた、
「デーモン小暮の琉球・大和邦楽維新サミット@伊是名島」の
レポの第三章になります。
果たして邦楽維新Collaboration@伊是名の全貌が明らかになるのかっ!



【お断り】
以下、邦楽維新サミット@伊是名のレポになります。
各出演者の発言、行動、ステージの進行などを書きますが、
なにせ記憶のみを頼りに書きますので記憶違い・勘違いなどあると思います
発言などは、一字一句言葉を正確に覚えられるわけも無いので、
「だいたいこういう風な事を言っていた」という程度です。

今回参戦されなかった方は、
「まあ半分ぐらいは間違っているんだろうな」と。
参戦された方は、
「よほど興奮して記憶が混乱しているのね」と。

その雰囲気だけは伝えられるようにと思って書いています。
所詮、素人のライブレポです。
あなたの優しさで生温かい目で読んでいただきたく。



【開演】
陰の前説で閣下が、
「演奏が盛り上がってきたら、声をかけたり拍手したり指笛を吹いたり、
 自由に盛り上がってかまわない。演者ももっと頑張ろうと思うもの」
という様な事をおっしゃり。
これ自体は、普段の邦楽維新Collaborationでもおっしゃっていること。
でもさらに「興に乗ったらカチャーシー(沖縄の踊り)も踊ればいい」
おぉ。この地だと有り得る。

私たち「閣下の哀れな子羊たち」の歓声と、
子供のはしゃぐ声と拍手と指笛が響く中、いよいよ開演。



【演奏(導入部)】
一瞬のしん、とした静寂の後、名嘉常安さんがお一人で登場。
・・・わーっという拍手と歓声。
おぉぉ。青山だと何も無しか、静かに拍手という所ですが。

名嘉さんの「あしびしょんかねー」というラブソング。
沖縄らしい、三線の曲。
ああ。私は今、沖縄に来て・・・
沖縄の音である三線の音に、体ごと包まれて・・・
と、おセンチなロマンティック(死語)に浸っていたら

きゃーー!わーー!

子供が騒ぐ騒ぐ(笑)
なんだ?鬼ごっこでもしてんのか?

でも、不思議に「うるさいわねぇ」とか「親はどこかしら」とか、
まったく思わなかったんですよ。この超気の短い私が
で、私と同じく(それ以上かも)気の短いこのお方も(汗)
似たような事を思われたらしく。
★閣下の集い話★
(細部に記憶違い等あるかと思いますが、大まかな話として軽くスルーしてやってください)

実はその後の朗読中も、子供が騒いだりしていたのですが。
別段表情も変えずに淡々と朗読を進められた閣下。
その時の事を、翌日の集いで話されました。

子供が騒いだりしてたけど、怒らなかったって珍しいでしょ、
と笑いを取りつつ。
実は、この名嘉さんの演奏の時に子供の声が聞こえたので、
「ああこれはもう、ここはこういうもんなんだな」
と思ったと。
そう思ったら、別に腹も立たなかった、と。

沖縄の、伊是名島という小島で、南国で、海で、夏で、子供で。
何かそういう「魔法」に、私たちはかかってしまったのかもしれません。
「ま、いっかぁ」というホノボノとした空気の魔法に。

その後、名嘉さんが三線を演奏。
舞台下手から、阿吽の和装のを着て鐘を鳴らしながら閣下が、
舞台上手から、尺八を吹きながら三橋さんが登場。
・・・なんとここでも拍手に指笛!
青山では考えられませんが(演奏後に拍手する場合が多い)
「わーい、登場してきたー」「頑張ってねー」
という気持ちを拍手で表しているなら、
こういう反応の方が正解なのかもしれない、と思いました。

その後、閣下の「やほう!」の挨拶、
閣下から簡単に邦楽維新Collaborationの説明、
三橋大師範の「うちなー尺八」の説明(及び会場販売していると宣伝)
出演者の説明などのあと、いよいよ朗読。



【朗読】
尚円太鼓の神山澄子さんも登場。
舞台中央に閣下、上手に三橋大師範、下手に名嘉さんと神山さん。

先述したとおり、朗読のお題は「尚円王」だと予測していた私。
問題は、どういう内容か、です。
史実に基づいたストーリーなのか、
去年の静岡公演のような創作なのか。
あれこれ予測をしていたのですが・・・。

閣下「尚円王伝説。マチガニとニライカナイ

・・・キター。創作だぁ。
マチガニとは、尚円王の若い頃の名前。松金と書いてマチガニ。
ニライカナイとは沖縄言葉(ウチナーグチ)で、
「海の楽園」とか「海底の天国」という意味のある言葉。
先祖が幸をもたらすとか、神様が住んでるとか諸説あるようですが、
今回の朗読劇におけるニライカナイに限って言えば、
あっさりざっくり「竜宮城」と思えばいいのではないかと。
実際、閣下の朗読の中でも「鯛やヒラメの舞い踊り」という言葉が出たので。

病に倒れた姉。
意地悪な村人からウソの薬の話を聞き、
治してあげたい一心で、弟と共に海にいく松金。
その時、海が逆巻き・・・そして・・・。

いやー。素敵な創作話でした。
というか、ストーリー云々だけでなく、
この場所でのこの公演でのこのメンバーだからこその良さがあって。
もしもこの創作話を、いつもの青山で聞いても、
多分あまりピンと来なかったと思います。

半日かけて沖縄の小島にまで来て。
その空も海も青くて美しくて、暑くて温かくて爽やかで。
優しくてまどろみそうになる空気の中で、
はっしゃぎたい時にはしゃぎ、盛り上がりたければ指笛を鳴らす。
そんな空間で鑑賞したからこそ感じられる、良さがあったと思います。

だって閣下の後ろに沖縄の海が見えたもん。
もちろん、野外公演じゃなかったですよ(笑)
気持ちを集中して閣下の朗読を聞いていると、
いつもその物語の風景が見えてくるのです。

この伊是名島そのものが、この創作話の「序章」であり「イントロダクション」。
三線と太鼓の沖縄の音。
尺八の大和の音。
なぜかそこに顔の白い悪魔。
それらを違和感なく融合させる、南の島の青い景色。
そんなのが、ふーっと閣下の後ろに見えたのです。
(ただし、本当に海とかの映像をスクリーンで流す予定だったらしいのだけど、
 見事に不調で失敗に終わったらしく。そんなの、黙っていれば判らな・・・略)

確かに、会場が公民館ということで、
音的に決していい環境とはいえませんでした。
長時間の移動で疲れていたし。
決して全てが絶好のコンディションだとはいえない状況。
閣下もチャオ終わりで慌てて沖縄に来て、
でも結局飛行機の遅れとかで前日の夜中にリハーサルをしただけで、
かなりのお疲れ&寝不足状態だったご様子で。

そんなことも、すべて優しい空気に包まれて、
ふっと心が軽くなったような気がしたのです。

そんな感想を持ちつつ、いよいよ第二部の演奏が・・・



「だーーっ。ロイミさん!『全貌があきらか』になってないじゃん!」

うほっほ。引っ張る引っ張る。

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック