【CANTA・QUATTRO FORMAGGIO】愛の名の下に

ここの所、ライブとか舞台とか色々あって、
なかなか「QUATTRO FORMAGGIO」について書くことが出来ず。
でも聴き込んでおります。
やっと閣下の「Tiara」を聴かない日々が戻ってきました(なんだそれは)
とりあえず、私が個人的に一番好きなこの曲の感想から。



QUATTRO FORMAGGIOは4曲入りのマキシシングル。
4月12日のCANTA7周年ライブで販売され、
現在は通販のみでの取り扱いになります。
今後のライブ会場でも販売があるかと思います。

●試聴はこちら
IRON SHOCK | OFFICIAL SITE http://www.ironshock.com/ (音声あり)サイト内
IRON SHOCK | OFFICIAL SITE - 楽曲詳細 http://www.ironshock.com/?p=shop&id=28059&af=

●購入はこちら
IRONSHOCK ONLINE http://www.mit-gathering.co.jp/ironshockonline.html サイト内
CANTA 通信販売 http://www.mit-gathering.co.jp/tsuhancanta.html

●CANTA公式サイト http://www.canta.jp/

『QUATTRO FORMAGGIO=4種のチーズ』という意味だそうですが、
イタリア語の複数形で正確言うと本来はどうたらこーたら・・・
という言語学的の記述も見たのですが、
ちんぷんかんぷんなので放置(汗)

まあ、一般的には『4種類のチーズを使ったピザ(またはチーズケーキ)』の事。
ジャケットにもピザの写真が使われています。
おそらく『4種類の違った味の音楽をどうぞ』という意味なんでしょうね。



その4種類の違った味のひとつ「愛の名の下に」
スローなメロウバラードの曲の多い中、
この1曲だけがハードなスピードチューン。
・・・ええ、とっても私好みです。

販売前にネットで多少試聴が出来たものの、
実質はライブでの演奏で初めて聴いた事になるのですが、
とってもノリのいい曲で、ライブの客も初めて聴いたとは思えない盛り上がり。
そうとう手が挙がっていました。

ただ、その最初の一番の段階で、リズムを取り損ねそうになった私。
リズムには「表」と「裏」があるんですが、

  表:  2  4 ・・・(奇数拍にインパクト)
  裏: 1  3  ・・・(偶数拍にインパクト)

これが、曲中で入り乱れているんですね。
イントロ部分は「表」だけど、曲中で「裏」になり・・・と繰り返されていく。
非常に特徴的なリズム取りだと思うんだけど、
爆音に身を任せているうちに自然にノレるようになる。
こういう雷電さんのドラム、いいっすねぃ。

個人的な聴きどころは、3分ごろからの間奏部分。
たんたんたんたん、という雷電さんらしいドラムの土台の上で、
LUKEさんのギターが、花が次々咲き乱れように鳴いて、
そこに追いかけて来るように被さるMASAKIさんの分厚いベース。
この間奏部分だけでおばちゃん、ご飯何杯でも食べられます(謎)



あくまでも「私にはこう聴こえる・感じる」の解釈。
CANTA側からの曲解説とかあったのかどうか知りません。
(ファンクラブに入っていないので曲解説があったのかわからない)
まあ「こんな風に聴こえる人もいる」というサンプリングだと思って、
鼻でもホジりながら生温かい目で読んでいただきたく。

CANTAライブの記事でも書いたのですが、この曲は
「とびっきりの笑顔で怒り狂う詞と、ノリのいいサウンド」と感じるのです。
いわゆるCANTAらしい「こんな詞なのにこんなメロディー」みたいな。

ただ特徴的だなと思うのは、
今までこういう曲があっても「怒り」はあまり表に出さなかったのが、
この曲は結構「怒り」が手に取るように判る。かなりストレート。
言葉遣いが他の3曲と随分違うので、
そんな印象がより強くなってしまうだけなのかもしれませんが。

虚空の「愛の名の下」を否定している曲だと感じるのです。

たとえば1番。
「これが愛でしょ正義でしょ」となんとなくみんなが騒いでいる世界
(学校でも職場でもネット世界など)に迎合していて。
いつの間にかその愛や正義が横暴になって制御できない時代。
自分の意識ではない価値観で「虚空の愛の名の下に」他人を傷つけている。
そこは居心地がいいのかもしれないけど、そこから羽ばたいて、
「自分の名の下に」叫べ、と。
2番は新しい世界に飛び込んでいくことを躊躇し、
でも勝手に諦めて決め付けて、社会の中に飛び込めないことや、
「虚空の愛の名の下に」小綺麗に生きなきゃと思いこんでいるなら、
「自分の名の下に」叫べ、と。

この曲が表現する世界観はひとつなんだけれども、
1番が「攻める側」2番が「攻められる側」に対して歌われているような。
そしてそんな「愛の名」なんてクソ食らえと・・・
いや、私がそう感じただけですけどね(汗)

作り上げられた価値観について行ったり振り回されるのではなく、
自分の価値観で、自分の名前の責任において、
生きていきましょう、みたいな。
そんな世間や社会に対する、痛烈なメッセージ。

それがLUKEさんらしい、苛立ちや怒りとなって表現されていて。
でも優しいから笑顔で怒り狂ってると(汗)
でも曲はノリノリ、というこのアンビバレント。
それが「CANTAらしいサウンド」だと私は感じるのです。



いずれにしてもノリやすいハードなこの曲は、
今後ライブでもよく聴けるナンバーになるのでは。
なによりも、実質初演奏だった4月12日のライブで、
みんなが大盛り上がりになったんですもの。

「様子見不要」な名曲のひとつとして、
対バンのナンバーになっていくかもしれませんね。
また次のライブで是非聴きたい、ノリまくりたい曲のひとつです。

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