【ライブレポ】邦楽維新Collaboration~富士・弓張の月~(歌唱編)(12.09.22)

富士市・ロゼシアターにて行われた
「『邦楽使いの達魔』デーモン閣下 & 超豪華アーティストたちによる、
デーモン閣下の邦楽維新Collaboration~富士・弓張の月~」に行ってきました。
1年半前に震災で中止になった公演が、やっと上演されることになりました。
なお、この記事は「歌唱編」です。
「朗読編」は別記 http://but-again.at.webry.info/201209/article_15.html

残念ながらこの日は曇りで、東海道線からも富士山は見えませんでした。
画像



【会場・経緯】

●富士市ロゼシアターホームページ
http://rose-theatre.jp/
●デーモン閣下の邦楽維新Collaboration~富士・弓張の月~
http://rose-theatre.jp/event/info/demon2012_info.htm

ロゼシアターでの邦楽維新Collaboratioは今回で3度目。
●【ライブレポ】邦楽維新Collaboration@富士ロゼシアター(07.09.30)
http://but-again.at.webry.info/200710/article_1.html
●【ライブレポ】邦楽維新Collaboration『富士・雨待ちの月』
http://but-again.at.webry.info/200903/article_17.html

本来、今回の公演は2011年3月12日に上演される予定でした。
しかし、前日の大震災で中止になり。
今回はその時とほぼ同じ内容で1年半の時間を経て上演されることになったのです。

夕方に富士に着いたのですが、曇りがちな南の空の雲間に、
時々白い弓張月が見えて、オレンジ色の夕焼け雲とあいまって綺麗でした。
富士のB級グルメの「つけナポリタン」を食べたかったのですが、
余り時間がなくてあきらめましたw
次回はぜひ(ロゼシアター内のレストランにもあるそうです)
http://www.city.fuji.shizuoka.jp/hp/page000011700/hpg000011661.htm



【出演者】

・デーモン小暮閣下(朗読・歌唱)  http://www.demon-kogure.jp/
・田中悠美子(義太夫三味線)http://www.japanimprov.com/ytanaka/ytanakaj/index.html
・竹内早苗(浄瑠璃)
・外山香(箏)http://jukumitsuhashi.music.coocan.jp/toyamakaori/
・三橋貴風(尺八)http://jukumitsuhashi.music.coocan.jp/kifu/
・黒船バンド
 松崎雄一(編曲・キーボード)
 雷電湯澤(ドラムス)http://www.canta.jp/
 石川俊介(ベース)http://shunsukeishikawa.info/

ふと気づいたんですが、この出演メンバー。外山さんを除いたら、
私が初めて行った邦楽維新Collaborationの出演者と同じなんです。

●【ライブレポ】邦楽維新collaboration(06.08.27)
http://but-again.at.webry.info/200608/article_27.html
出戻ってきて初めて見に行った「生閣下」がこのコピスみよし公演でした。
そう考えると、なんだかとても感慨深くて。



【お断り】

当方、デーモン閣下ファンです。
検索などでこのサイトに辿り着かれた方は、内容は閣下中心になりますのでご了承ください。
記事はライブレポですが、記憶だけを頼りに書いておりますので、
勘違い、聞き間違い、記憶違いなど多々あると思います(多少のメモは取っています)
発言などは正確な下記起こしではありません。
あくまでも「そんな感じだった」という「雰囲気レポ」としてご理解ください。



【上演】

GEISHA FUJIYAMA SAMURAI」をBGMに閣下の陰ナレーション。
この曲を聞くと「ああ邦楽維新Collaborationなんだなー」と思える。
久しぶりに聞くこの曲に、いろんな思いが駆け巡ります。

続いて外山香さんの筝の演奏で「沢井忠夫作「賛歌」
外山さんの演奏で沢井忠夫作品というと、
今までに「鳥のように」「風に乗って」と可愛い感じの作品を聞いてきましたが、
この曲はとてもメロディアスで叙情的でとっても素敵でした。
右手でアルペジオ(的な)演奏をしつつ左手で旋律を奏で、
音に深みや立体感のある、沢井忠夫作品らしい現代的な作品。
三橋さんも演奏後解説されていましたが、ハープのような演奏。
そして演奏中に「柱(じ)」という三角の調弦をずらして転調されていたのも印象的。
他の方の演奏ですがとても素敵な曲なのでご紹介。


続いて義太夫三味線の田中悠美子さんが「曲弾き
最初は普通にほうほう、と演奏を聴いていたのですが、
途中から、弦の間にバチを通すは(太棹のバチって結構ぶっといのに 汗)
バチでギュインギュイン弦をかき乱すは、
客席と一体になって「おーまーえーはーあーほーかー」(横山ホットブラザース)
・・・ファンキーすぎる展開に、客席は拍手喝采の嵐w

そして、閣下の朗読劇へ
別記事にまとめました→ http://but-again.at.webry.info/201209/article_15.html
閣下の衣装はムラサキと赤の裃。
義太夫三味線と浄瑠璃のお二人が裃の衣装だったので、それに合わされたような印象です。

(20分休憩)

人形劇・新八犬伝のエンディングテーマ「仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌」!!
なるほどこの選曲ですか!と感激しつつ、第二部のメンバー登場。
雷電さんのドラムに「親子再会」でおなじみのアヒル・・・
なんか3匹に増殖している気が(汗)
私の席からは石川さんは殆ど見えなかったので「くまちゃん」は未確認。
松崎さんは閣下の先のツアーのTシャツにジャケット。
三橋さんは裃をアレンジしたスーツ。外山さんは艶やかなアオザイ。
そして田中さんが・・・えーと。どう形容したらいいのかな。ギャルってどう?

そして閣下が登場して「太陽がいっぱい
そして夏のロックツアーで発生し衝撃的だった、
サビを歌い忘れる」という大事故が再び!!www
(その前に歌詞も間違えて「えへへ(汗)」ってテレ笑いしながら、
上手側に来てお尻フリフリして照れ隠しもしてた)(←とてもかわいい)

三橋さんと黒船バンドが残る。
以前演奏した時に興に乗った三橋さんは歌い始めてしまって、あとから閣下から、
閣下自身もカヴァーしたことがある、と教えてもらったというエピソードで、
The Walker Brothersの「In My Room
三橋さんの尺八の音と、黒船バンドのドラマティックな演奏がマッチ。

そして・・・衝撃的過ぎて記憶が曖昧です(汗)
義太夫三味線の田中悠美子さんが「テキーラ」をベースにした曲。
なんだけど、もう殆ど「インプロのジャズファンク」みたいな凄まじいセッションで、
黒船バンドとの真剣勝負!!なのにお笑い満載!!(映像化されないのが実に残念)
さらに大学野球の応援歌?のような曲になったとき閣下が上手袖から登場!
クイズ番組「Qさま!」でお召しだった「学ラン」衣装に、
GIRLS'ROCK √HAKURAIの「海賊帽子」を縦にかぶってリーゼント風、なお姿で、
大学の応援団宜しく拳を振る!見ている客も拳を挙げる!
頭の中で「混ぜるな危険」という言葉が点滅するような内容でした(汗)
田中さんは最後に「加藤自動車教習所」のCMソングでシメ。怒涛の演奏でした。

そして静岡出身のミュージシャンに敬意を込めて・・・
ということで「ピンクレディー・メドレー
三橋さんの尺八をメインにサウスポーそしてウォンテッド
そして閣下も登場して「UFO」・・・

って、閣下がUFO踊っているしいぃぃぃ。
しかもなんか踊りは微妙に間違っているしいぃ(映像化されないのが実に残念)

歌い終わってトーク。先の閣下のライブツアーでMieさんと共演した閣下。
「今度、邦楽のライブでピンクレディー歌うんですよ」と伝えたら、
「えー。見に行きたぁい♪」と言ってくださったのに、
今日の公演の事をMieさんに伝え忘れたという悪魔ったらもう。
「近所に帰省しているかもしれないのにねぇ(汗)」
UFOの振り付けは、さっき振りを知っている人のを見てなんとなく覚えた。
実はピンクレディー全盛期は閣下は高校生。
この世代はハマっている人はハマっていたけど、
そうでもない人は曲は知っていても振り付けまでは覚えていないもんだと閣下。
(ピンクレディーって女子人気の方が大きかったですもんね)
客席もボーっと見ている若い世代と、ノリノリになって踊るおばちゃん世代で真っ二つ(汗)

ここまでトークらしいトークがあまりないねということで、
富士市は東京電力と中部電力のふたつがある地域だという話題を、
閣下が富士市出身の外山さんに降るも、
振った段階で「そうです」で話が終わってしまう(汗)
(もともと富士川を挟んで別の市町村だったので、東電・中電で分かれていた。
今は合併して大きな富士市になったのでひとつの市に二つの電力会社がある状態になった)

本編最後の曲「穴があったら出たひ
ららら、らーらららー♪と歌いながら、
「GIRLS'ROCKアンコールツアーでのメガホン、どこに片付けたかしら」
とちょっぴり脳裏に浮かんだわたくし。
ファンキーな曲が田中さんの太棹とピッタリで素晴らしかったです!
閣下も途中で鼓を叩きながらの歌唱。

(アンコールという名の予定調和)

まだ少し時間があるから、ということで三橋さんから重大発表。
「この邦楽維新Collaborationも、最初の会場がお台場の・・・」
と三橋さんが話していると「Tribute to JAPAN」と言ってしまう閣下w
(正解は「Tribute to the LOVE GENERATION」)
ともかく、そこから始まった邦楽維新Collaboration、
来年3月16日に横浜・みなとみらい大ホール(客席数2,020席)で行われることに!
http://www.yaf.or.jp/mmh/about/main.php
「友達や知り合いいっぱい連れてこいよ!!」と閣下。
(マジで応援・宣伝しますね。これは成功していただきたいです)

そのあと、
・10月中に演目資料とかをみなとみらいに提出しないといけない。
・今夜、飲みながら閣下と相談したいんだけど、なに飲む?
・今日は飲むと疲れて寝ちゃいそうな感じなんですけど(汗)
・実は以前通風になった事がある芸術祭大賞受賞者。
・あまりの痛さにステージの階段を降りられず、スタッフが受け止めるからと、
セットの上から飛び降りたことがあると、衝撃の過去を持つ紫綬褒章受賞者。
・・・という話をしていたら、マジで終電がなくなる客が出そうな時間に。
(実は私も終電が心配な一人でした。でも最後まで見て無事帰れたので良かったです)
ということで、最後はおなじみ「Mount Fuji」で終了。

最後は客席に投げキッスを振りまいて帰って行かれる閣下でした。



こうしてみてみると、閣下の歌われた曲というのが、
自作曲2曲とピンクレディー、Mount Fujiということで、
新しい曲やカヴァーなどはなかったのですが。

本来ならば去年の三月に上演される内容だったという事を鑑みるに、
聖飢魔II25周年ミサツアーを終えて、発布物の編集作業などもあって、
非常にお忙しい時期で準備されたステージだったので、
新曲などの準備をしないで済む内容にされたと感じさせる物がありました。
(まあその分「踊り付きピンクレディー」は衝撃に値しますw)

「今回はトークとか考えてきてない」と閣下。
その分三橋さんのグダグダトークが久し振りに炸裂しましたがw
すこしお疲れなように感じられました。直近に広島とかありましたしね。
お忙しい日々の中での上演だったのでお疲れが出なければと思っています。

来年の三月。みなとみらい大ホール。
大きな会場での邦楽維新Collaborationは、
チャレンジでもありますし、チャンスでもあるでしょう。
閣下ファンとして、そして邦楽維新Collaborationファンとして、
応援・宣伝できることはどんどんしていきたいです。