【今週のロイミ・追記】デーモン閣下の邦楽維新Collaboration 怪異譚 横浜絵巻 に寄せて

いよいよ今週末、横浜みなとみらいホール・大ホールにおいて
「デーモン閣下の邦楽維新Collaboration 怪異譚 横浜絵巻」が上演されます。
そこでふと「今まで自分が行った邦楽維新Collaborationをまとめてみたい」
と思い立ちました。

●デーモン閣下の邦楽維新Collaboration「デーモン閣下が三島由紀夫の楯を突く!」
|横浜みなとみらいホール - 海の見えるコンサートホール
http://www.yaf.or.jp/mmh/recommend/2013/03/collaboration.php
2013年3月16日(土)18:00開演(17:20開場)
S席 6,000円  A席 5,000円  B席 4,000円
Miraist Club会員:各席種10%割引
学生・障がい者手帳をお持ちの方 各席種5%割引
(当方は文責を負えませんので、詳細は上記公式サイトを参照)



とはいえあくまで私が出戻ってきて以降の公演についてです。
過去の全公演を知りたい方は申し訳ないですが他を当たって頂きたく(汗)
だって自分が見に行っていないのに偉そうに「過去にはこんな公演が」とか書けないし。
思い出とかその公演の印象などをつらつら書きます。

なお、公演名・日時・公演場所などの資料は、
去年の邦楽維新Collaboration「富士・弓張の月」のパンフレットを基にしています。
(とか書きつつ、最後のほうで「おぉ」となることが)



●Vol.17さきたま夏の怪奇譚 弐之巻 @コピスみよし
06年8月27日(日) 朗読:日高川入相花王~危険な道成寺
【ライブレポ】邦楽維新collaboration(06.08.27)
http://but-again.at.webry.info/200608/article_27.html
出戻ってきて、すべてにおいて初めて行ったライブです。
まだ閣下個別のファンクラブがなくて、私は一般でチケットを取りました。
2階の後ろの方がギリギリ取れました。十数年ぶりの生閣下を満喫しました。
閣下がこういう活動をされているのを知らなかったのでビックリすると同時に、
知的好奇心を大いにくすぐられる邦楽維新Collaborationをとても気に入ったのです。
あと、この日登場した人形が凄くかわいかったw


●Vol.18楽市楽座 @野洲文化ホール
07年1月31日(水) 朗読:春琴抄(谷崎潤一郎)
●Vol.19そして神戸・・・ @新神戸オリエンタル劇場
07年2月2(金)~3日(土) 朗読:春琴抄(谷崎潤一郎)


●Vol.20青山本場所~守禮の巻 @青山円形劇場 
07年2月10日(金)~12日(日) 朗読:ラーマーヤナ
【ライブレポ】邦楽維新Collaboration・守禮の巻(07.02.11~12)
http://but-again.at.webry.info/200702/article_11.html
●Vol.21青山本場所~羅城の巻
07年2月16日(土)~18日(日) 朗読:薮の中(芥川龍之介)
【ライブレポ】邦楽維新Collaboration・羅城の巻(07.02.16&18)
http://but-again.at.webry.info/200702/article_16.html
「守禮・羅城の巻」の二公演シリーズ。最近はこのスタイルはなくなりましたね。
私にとっては初めての青山円形劇場。不思議な形状の会場で行われる、
朗読と邦楽の不思議な世界観が、更に素敵に感じられました。
確か羅城の巻の最終日はその年の旧正月で、
上海にご縁があるオルケスタ・ミヤビヤーナの稲葉明徳さんが話題にもされ。
また朗読の「薮の中」は私の大好きな芥川龍之介作品。
ラーマーヤナは登場人物の「名前の字数」が多く(汗)内容の記憶は曖昧ですが、
羅城の巻は今でも逐一思い出せるくらい印象深いです。


●Vol.22さきたま秋の怪奇譚 @コピスみよし
07年9月22日(土) 朗読:山月記(中島敦)
【ライブレポ】邦楽維新Collaboration@コピスみよし(07.09.22)
http://but-again.at.webry.info/200709/article_15.html
以前に演じた事のある中島敦の「山月記」のリバイバル。
出戻りの私には本当にありがたい演目。山月記も大好きな作品だったんです。
見てみたい、でも見逃していたんだ、と思っていた物が見られるなんて。
主人公の心の動きがとても丁寧に表現されていて、本当に素敵でとても怖くて。
また機会があれば見て見たい作品です。


●Vol.23富士・居待ちの月 @富士市文化会館ロゼシアターホール
07年9月30日(日) 朗読:竹取物語EPISODE-1
【ライブレポ】邦楽維新Collaboration@富士ロゼシアター(09.09.30)
http://but-again.at.webry.info/200710/article_1.html
初めての富士公演。きっと竹取物語関連の朗読だろうと思っていたのですが、
その予想をはるかに超える内容でぶっ飛びましたw
ステージングも綺麗だった記憶があります。
で、これって「EPISODE-1」続きはないんでしょうかねw
演目だけでなく、この日はカーレースの日と被っていて宿泊施設は早々にどこも満室。
もし東海道線の終電を逃すとホテルもなく野宿することになる!w
ということで、みんなが「おしゃべりが長引きませんように」と祈りながらという思い出も。
もちろん、無事に電車に間に合いましたw


●Vol.24デーモン閣下の邦楽維新Collaborationと煩悩のゴブレット@青山円形劇場
08年1月29日(火)~2月3日(日) 朗読:新釈・仮名手本忠臣蔵
【ライブレポ】邦楽維新Collaborationと煩悩のゴブレット
http://but-again.at.webry.info/200802/article_4.html
浪曲って?と思って事前に国本武春さんのステージを「予習」しに行きました。
浪曲の楽しみ方やあり方を事前に知る事が出来、この公演自体も大いに満喫しました。
ありそうでなかったコラボレーション。非常に面白かったです。
国本さんライブでおなじみの「あんがらずーだら、よよよよよ」もやれたしw
エンターテインメントとしての質の高い公演でした。
国本さんのオリジナル曲「シャイニング・トゥモロー」また聴きたい。


●Vol.25デーモン閣下の琉球・大和 邦楽サミット@伊是名島 
@伊是名村産業支援センター(大ホール)

08年6月28日(土) 朗読:尚円王伝説~松金とニライカナイ
【ライブレポ】縁魔堂ツアーレポ・伊是名編・第三章(08.06.28)
http://but-again.at.webry.info/200807/article_4.html
【ライブレポ】縁魔堂ツアーレポ・伊是名編・第四章(08.06.28)
http://but-again.at.webry.info/200807/article_6.html
閣下ファンクラブ沖縄ツアーとしての上演。
いい意味で「南の島ののんびりした空気」の中での演目で凄く印象的でした。
尚円王のお祭りもかねての公演だったのでバッチリ予習していったので、
ストーリーも理解しやすく、でも閣下のアレンジの効いた脚本で、
南国の島の物語らしく、とても美しい作品に仕上がっていました。
ほーねんでーびる、ほーねんでーびる。
演目的には「Vol.20青山本場所~守禮の巻」に近かったのですが、
閣下とジョージ紫さんの共演とか、この公演でないと見られない事も多く。
この翌日はファンクラブイベントもあり、閣下とLUKEさんのアコースティックライブ。
そして閣下と撮った記念写真は、今もこの記事を書いているパソコンの、
すぐそばに置いてあります。大事で大切で今も昨日のように思いだせる宝物。


●Vol.26純邦楽によるデーモン閣下の『春琴抄』異聞!
@横浜みなとみらいホール小ホール

09年3月10日(火) 朗読:春琴抄
【ライブレポ】純邦楽によるデーモン小暮の『春琴抄』異聞!(09.03.10)
http://but-again.at.webry.info/200903/article_12.html
これまでに何度も上演されてきた「春琴抄」
大好きな作品であるにもかかわらず見る機会を逸していたのですが、
やっとこの日に見ることが出来ました。本当に嬉しかったです。
そして事前に物語の中で演奏されるであろう峰崎勾当作の地唄「残月」を下調べし、
当日は20分以上ある「残月」をじっくり満喫。
そして美しくも悲しく、残酷な物語の世界にドップリ。
物語りもよく、いろんな邦楽の要素が入っていて、
いろんな意味で「邦楽維新Collaboraitonらしい」作品だと思っています。
またいつか地方都市などで公演がある際はぜひ再演を。


●Vol.27雨待ちの月 @富士市文化会館 ロゼシアター中ホール
9年3月14日 朗読:大化の改新「雨」
【ライブレポ】邦楽維新Collaboration『富士・雨待ちの月』
http://but-again.at.webry.info/200903/article_17.html
蘇我入鹿暗殺の乙巳の変。幸いこの話はもともと知っていたので、
いやもうこの古の時代の反逆劇は物凄い迫力で楽しめました。
細かいストーリーや閣下が何を話されたかとまでは覚えていませんが、
この上演時に頭の中でイメージした血生臭い暗殺劇とその後に降る雨の光景は、
いまでもありありと繰り返し思い出すことが出来ます。
橋本治さんの「双調平家物語」が元になっているのですが、
こういう現代語訳された作品を更に朗読劇にすると、
なにげに表現が現代的でリアリティを増すというか。
この日はステージのライトや演出がとても綺麗だった印象。


●Vol.28デーモン閣下の邦楽維新Collabrationと煩悩のハムレット
@横浜市港北区公会堂(港北芸術祭アートピア2009)

09年6月20日(土) 朗読:新釈・仮名手本忠臣蔵
【ライブレポ】デーモン小暮の邦楽維新Collaboration『煩悩のハムレット』(追記)(更に追記
http://but-again.at.webry.info/200906/article_15.html
忠臣蔵とハムレットが交じり合い、ハムレットとオフィーリアが、
「二人の未来がシャイニング」「トゥモローがシャイニング」
そんなとんでもない内容でもしっかりストーリーとして成立していて。
国本さんと閣下と三橋さんのめくるめく煩悩(?)が炸裂。
またいつか国本さんとの共演が見たいですね。
私が見た中で一番「ぶっ飛んでいた」演目と言えるでしょう。
残念だったのはこの日のチケットは前から4列目で喜んでいたら、
当日行ったら前のほうに別に席が一杯出来ていてちょっとテンション下がったw


●Vol.29デーモン閣下の邦楽維新Collaboration~歳末地獄絵図
@よしもとプリンスシアター
09年12月17日(木)~19日(土) 朗読:地獄変(芥川龍之介)
【ライブレポ】「歳末地獄絵図」(紹介とか開演前とか)(09.12.17-19)
http://but-again.at.webry.info/200912/article_18.html
【ライブレポ】「歳末地獄絵図」(内容とか感想とか・その1)
http://but-again.at.webry.info/200912/article_19.html
【ライブレポ】「歳末地獄絵図」(内容とか感想とか・その2)
http://but-again.at.webry.info/200912/article_20.html
【ライブレポ】地獄変・私なりの解釈
http://but-again.at.webry.info/200912/article_22.html
大好きな芥川作品。↑これだけの記事を書くほど大好きです。
子供の頃に読んだ地獄変の恐ろしくも悲しい狂気の世界観が、
閣下の朗読と三橋さんたちの邦楽が見事に織り成し、
さらにやくさんの「かごちゃん」は今も忘れられません(そこかよw)
この時は邦楽維新Collaboration10周年ということで、
「祝い枡」がグッズで販売されたのですが、
閣下がステージから発表される前に先に物販で購入した人が多く、
私が買いに行った時には既に完売していて残念でした。


●Vol.30デーモン閣下の邦楽維新Collaboration~新春縁起・日本海
10年1月9日(土)@鳥取県立倉吉未来中心(大ホール)
10年1月11日(祝・月)@鳥取県民会館(大ホール)
朗読:春琴抄(谷崎潤一郎)


●Vol.31邦楽器にのせて手塚治虫を詠む・・・デーモン閣下が
@横浜みなとみらいホール 小ホール

10年1月16日(土) 朗読:カノン(手塚治虫)
【ライブレポ】邦楽器にのせて手塚治虫を詠む・・・デーモン閣下が!(10.1.16)
http://but-again.at.webry.info/201001/article_13.html
手塚治虫作品ということで、これまでの古典作品の朗読とはまた違った趣に。
チェンバロの音色がエキゾチックで、これまた趣が違う。
私の見てきた作品の中では、異色作とも言える公演でした。
邦楽維新Collaborationの新しいパターンともいえるかもしれません。


●Vol.32世界に発信する日本伝統芸能の“現在”
@上海世界博日本館イベントステージ

10年6月2日(土) 朗読:玄宗皇帝と楊貴妃


と、ここまで書いて「ん?」としばらく悩んでしまいました。
というのは↓この公演分が、「弓張の月」のパンフレットには書かれていないんですよ。
これは邦楽維新Collabotationじゃないのか?
【ライブレポ】純邦楽によるデーモン閣下の「耳無し芳一」異聞!(12.03.10)
http://but-again.at.webry.info/201203/article_5.html

で、あっと気づく。
公演の系譜の一番下に「『通算公演回数61回』(11年2月末日現在)」とある。

このパンフレット自体が、11年3月12日に富士・ロゼシアターで行われるはずだった、
「弓張の月」の時に準備された物で、今回資料的な部分はそのまま流用されたのでしょう。
なので12年3月10日の「耳無し芳一」異聞!は載っていないのでしょう。

ということで、続きは私個人の情報で。


●Vol.33純邦楽によるデーモン閣下の「耳無し芳一」異聞!
@横浜みなとみらいホール 小ホール

12年3月10日(土) 朗読:耳無し芳一
【ライブレポ】純邦楽によるデーモン閣下の「耳無し芳一」異聞!(12.03.10)
http://but-again.at.webry.info/201203/article_5.html
以前に「琵琶絵巻」で上演されたのを見たのですが、
その時とは少し内容が違っていてビックリしました。
後に、このバージョンの「耳無し芳一」も上演したことがあるとのことで、
私にとってはありがたい内容となりました。
上海公演に行けなかった私には、ずっとその悲しみが心に残っていたのですが、
この日の「ZUTTO」を聞いて全てが浄化されていったような気がしました。
そんな思い出のある公演です。


●Vol.34デーモン閣下の邦楽維新Collaboration 富士・弓張の月
@富士市文化会館 ロゼシアター中ホール

12年9月22日(土) 朗読:生写朝顔話
【ライブレポ】邦楽維新Collaboration~富士・弓張の月~(朗読編)(12.09.22)
http://but-again.at.webry.info/201209/article_15.html
【ライブレポ】邦楽維新Collaboration~富士・弓張の月~(歌唱編)(12.09.22)
http://but-again.at.webry.info/201209/article_16.html
11年3月12日に富士・ロゼシアターで上演する事になっていたのが前日の震災で中止に。
でもこの公演はその延期公演というわけではなく。
ただ結局演目は中止になったものとほぼ同じと。
内容があまりにも思いがけなく、凄まじく、心が痛くなる公演でした。



ということで、私が行った公演をまとめてみたのですが。
ただ、これ以外にも友吉鶴心さんとの「琵琶絵巻」シリーズとか、
閣下の邦楽関連のステージはいろいろあるのですけれどもね。

初めて行ったコピスみよし、青山本場所、ロゼシアター、みなとみらい小ホール・・・
いろんな土地でのいろんな思い出があります。
その集大成のような、今回のみなとみらい大ホール公演。

今まで邦楽維新Collaborationを見た事がないという方にも、
ぜひこの機会に見ていただきたいと思っています。

ほら。例の「聖地巡礼」をするにもいい気候になってきたし。
【今週のロイミ・追記】聖地巡礼の旅@横浜
http://but-again.at.webry.info/201212/article_15.html

ともかく、多くの人に邦楽維新Cillaborationを楽しんでいただきたい。
これほどの大きな会場での上演も珍しいですし。
ぜひぜひ。みんなで盛り上げましょう!

念のため、↓再掲w

●デーモン閣下の邦楽維新Collaboration「デーモン閣下が三島由紀夫の楯を突く!」
|横浜みなとみらいホール - 海の見えるコンサートホール
http://www.yaf.or.jp/mmh/recommend/2013/03/collaboration.php
2013年3月16日(土)18:00開演(17:20開場)
S席 6,000円  A席 5,000円  B席 4,000円
Miraist Club会員:各席種10%割引
学生・障がい者手帳をお持ちの方 各席種5%割引
(当方は文責を負えませんので、詳細は上記公式サイトを参照)