【テレビ・ラジオ】おはよう日本(とスポプラ)(13.11.07)

NHK総合の朝のニュース番組「おはよう日本」に、
デーモン閣下が場所前恒例のインタビュー出演をされました。
そして相撲解説者として私もファンの元横綱・北の富士勝昭さんが
前日6日のスポーツニュース「スポプラ」にご出演。
同じく九州場所の展望を語られていたので、合わせて記事にします。



●おはよう日本
http://www.nhk.or.jp/ohayou/
●Sportsプラス
http://www4.nhk.or.jp/P2263/



【おはよう日本】

後姿フェチの私には鼻血ブーもんの後姿からの振り返りで、
「ぐはははは。デーモンである!」と閣下のVTRスタート。
衣装は白黒迷彩藤島に黒炎冠。
閣下「今日は吾輩が九州場所の見所ををタップリと聞かせてやる!」とすんごい笑み。

そのすんごい笑みの静止画をバックに、スタジオのトーク(汗)
「九州場所が近づいていましたね」
西堀「デーモンさん、これからの飛躍に期待される二人に注目です」


VTR。
今回はどこかの控え室のような雰囲気。特に撮影用に借りた場所という印象ではない。
西堀「よろしくお願いします」
閣下「はいよろしく」

先場所大注目だった遠藤について。新入幕で9勝。
閣下「大物の片鱗をたくさん見せてくれた九月場所であった」と閣下も評価。

遠藤の取組後のインタビューの様子。「若さを生かした元気な相撲を取っていきたい」
13日目までに9勝をあげた。しかし左足を痛め14日目からは休場。今も完璧とはいえない。
しかし閣下は、このケガが今後の遠藤の相撲をレベルアップさせるきっかけになるという。
閣下「これからの彼の相撲人生を決める上で大きなケガだね。それはなぜかというと、
あのケガは『するべくして起きた怪我』」と。

遠藤は右回しをとって左足に軸をおきながら攻めるのが得意。
つまり左足を酷使している。
その相撲だけではダメなことが判った。
右足に軸を置いて取る相撲を、より研究していかないといけない。
先場所はそれがはっきり判った場所だった。
今回是に木津タコとによって大きく飛躍するきっかけになる、と閣下。

西堀「今場所はそれくらいやれそうですか?」
閣下「万全じゃない事は判っているからね。5勝。5勝すれば十分だよ」
西脇「5勝ですか」
閣下「5勝した段階で、吾輩が師匠だったら休場させるねwww」
(注:九州場所は西前頭7枚目。10敗しても来場所十分余裕を持って幕内に残れる)


そしてもう一人の注目は豪栄道。東の関脇。現在10場所連続の関脇の地位。
先場所はただ一人白鵬に勝ち11勝。大関昇進に津ながら大事な場所になる。
閣下「ゴー!ゴー!豪栄道」(私には「ゴーゴー」と言えば玉飛鳥)

豪栄道の相撲で、一番光るのはテクニック。
上手に相手の懐に入って前に出て行く正攻法。
ドンドン自分から攻撃の手を次から次へと繰り出して、相手を崩していくタイプ。
常に攻め続けていなければいけない力士、と閣下。
西堀「攻める豪栄道」
閣下「攻める豪栄道。だからゴー!ゴー!豪栄道w」

豪栄道の今年に入ってからの大関戦は10勝9敗。勝ち越す力を持っている。
一方で閣下は「自分より小さな力士」との取組がカギとなると。

閣下いわく、豪栄道は「ずいぶん頭が低いから、叩けば落ちるんじゃないか」と
相手に思わせる相撲が得意(先場所の白鵬戦でも、白鵬は取ったりから叩きに出た)
閣下「だけど、自分と同じくらいの身長の力士とやると通用しなくなるわけね。
そこをどうやって取るかなんだな、豪栄道は」

閣下「(九州場所は)11番は勝っておきたいね。先場所と同じく。でも12勝にしておくと、
楽だよ、初場所」
(注:大関昇進の目安に「三場所合計で33勝」というのがある。先場所11、今場所12なら、
初場所は(あくまで目安として)10勝でいい事になるので気は楽になれる)


最後に閣下の相撲甚句。
閣下「九州場所が盛り上がる事を祈念して!」

ハアー どすこい どすこい
どつき しもつき さわいだ風が 福岡

閣下「『さわいだ風』と言ったね。豪栄道の本名は『澤井豪太郎』って言うんだw」


スタジオ。閣下の甚句をみんなで解釈。
11月だから「しもつき」豪栄道の風が「吹くのか(福岡)」と、
いろいろかかりまくっているw

さらに閣下は、優勝争いについては『白鵬が圧倒的ではないか』と予想。
白鵬は九州場所で優勝すると28度目。
さらに大鵬以来二人目の『二度目の五連覇』がかかっている。

九州場所が注目ですね、ということで終了。



閣下らしい、笑いも入れつつの、細かい視点からのお話でした。
先場所は遠藤ブームと言っていいくらい、盛り上がりましたしね。
ケガで休場と聴いた時はびっくりしましたが、
今場所の応援番付(人気投票)でも三位と大人気です。
http://www.sumo.or.jp/ouen/ranking/top
(あ、今ついでだから投票しちゃった・・・豊真将にwww)

豪栄道は先場所の相撲も良かったですしね。
いい上り調子でとんとんとん!と上がっていって欲しいというのは、
閣下のみならず多くの相撲ファンの願う所でしょう。

・・・閣下もこっそり投票されているのかしらw



【Sportsプラス】

さて、閣下が「圧倒的」と評した白鵬の優勝。
しかして、その前日のスポパラでは、北の富士さんが「白鵬の攻略法」を語っていました。

オープニングVTRで、お茶目表情www
そして五場所連続優勝について「わからないよ。腹が読めないよね、あの人はw」と。

今場所の注目について北の富士さんは、
「ぜひこの白鵬を倒す、連覇を阻止する新しいヒーローが出る場所になってもらいたい」

白鵬は先場所、多彩な技を使って4場所連続27度目の優勝を果たした。
それを阻止するには「隙を狙え」という北の富士さん。
そのヒントは豪栄道との取組にあった。
攻め込んでくる豪栄道をかわそうとする白鵬。豪栄道の勢いを止めきれず押し出される。

北の富士さんの言う「隙」とは、最初に豪栄道に仕掛けた「とったり」
白鵬の左からのとったりにいくのが早すぎる。
全然苦しい体勢にないのに、投げを打っている。
とったりは、下位の者が通じない相手に使う奇襲戦法。飛び道具。
本来は横綱がやってはいけない技(ルールではなく『ふさわしくない』と言う意味で)

なので、豪栄道のように立合いから攻め込んで白鵬を慌てさせれば隙は生まれる。
立合いから攻めてもらいたい。そうしたら墓穴を掘る引き技に出ると思う、と。

さらに今場所の白鵬の決まり手を見ると磐石な「寄り切り」は、
初・5勝 → 春・5勝 → 夏・4勝 →名・2勝 → 秋・2勝
と徐々に減っている。
北の富士さんは、今の白鵬には付け入る隙はあるはずだと。

北の富士「気迫を持っていって欲しいね、みんな。相手は神様じゃないんだから。
相手も人間なんだから、どこかに弱点がある。
打倒白鵬という気持ちを強く持ってもらいたい」

北の富士さんの現役時代のVTR。
高見山との取組で、いきなり腕捻りに行ってそのまま高見山に倒されて負けてしまう。
北の富士「僕も一回、腕捻りを立会いでやった事がある。解説の玉の海さんに、
『横綱の取る相撲じゃない』とぼろくそ言われた事がある。右四つの形からというのが、
本当の横綱相撲。そういうのを目指した時期もあった。実際、そういう相撲が理想では」
では白鵬にま前のような相撲を取って欲しいか、と聞かれ、

北の富士「いやー。またあんなに強かったら困っちゃうwww」

と、北の富士さんらしい忌憚のない素直なご意見で終了ww(これが北の富士解説の魅力)
インタビューしたアナによると、北の富士さんは、白鵬が多彩な技を出さないといけない
くらい、他の力士が取り口を研究してきている、と言っていたと。



確かに、先場所の豪栄道は白鵬に対して100点満点の相撲で勝ったんですね。
それを北の富士さんは大いに評価され、他の力士にも頑張ってもらいたいと。

逆に言えば、先場所の白鵬は豪栄道戦以外はほぼ磐石であり、
優勝争いという意味では白鵬の安定感はゆるぎないという閣下の評価なのでしょう。

個人的には、白鵬の「力士としてのピーク」というのは、
これ以上上向く事はまずないのでは、と思う一方で、
そもそも現段階でのほかの力士との力の差があまりにありすぎるので、
少々ピークから落ちたとしても「磐石」であることにあまり変わらないかと(汗)

そこいらへんの「隙」をついて勝っていける力士が出てきたとき、
新しい大関・横綱の誕生に繋がるのだろうと思います。
まー、まだ白鵬は十分いけますけどねw大きなケガさえしなければ。

そんな九州場所、明日からスタートです。